都市とRomance

ワンネス

終わらない昼間

死にたくない死にたくないと

浴びるように飲んだ酒

馬鹿みたいに飲んだ薬

山ほど追っかけた早いやつ

本質か幻覚かわかんないほど曲がって返って

誰のことでも愛せるお喋りなわたしは何度も死んでは生き返って

特有の気色悪い顔色の人達を眺めた

そのへんで死んだフリをしてたら拾われて

見たくもないものばかり見た

簡単に外道だなんて言うな

不良でも半グレでもなんでもないし

ただ頭がバグってるだけだって何回も言ったじゃん

 

何度も何度も入れられる箱の中は

鉄格子で外の景色なんか見えない

テレビもラジオもつまんなくて、飯もまずいからまた死んだフリをする

子供みたいに逃げる癖をタトゥーで隠して

泣きじゃくって裸足でドアを開けて

抱えられて、また泣きじゃくるほど痛い針が刺さって、雑巾みたいなぬいぐるみになった

 

声なんて出なければいいのにと思う

伝えたいことが言葉にできなければいーのにと思う

考えてることがきみにわからなければよかったのにと思う

幸せだなんて思わなければいいのにと思う

それっぽい表情なんて覚えなければよかったと思う

指先も目線もどれがいいかなんて察したりできなければよかったと思う

耳も舌も肥えたりしなければよかったと思う

もっと鈍感でもっと自分勝手でもっと単純で、それでいてあっけらかんとしてカラッとした気持ちのよい人でいたかったとおもう

 

 

 

まいにちまいにちまいにち

終わらない昼間

ずっと見てる白昼夢

起きたら死んでるのかも

 

記憶はないし薬はまずいし上手にご飯食べれないし仕事もできないし人に会うのは3日分のパワーが必要だしっていうかダウンするし酒を飲めば吐くし踊ってるときはご機嫌だし回すジョイントは美味いしみんなが笑うとうれしいし新しい曲はイケてるし、わたしのことはきみが守ってあげると言うし

死にたくない死にたくないと

目を閉じて、また

あきれるくらいのこの幸せな夢が続いてほしいと

祈りながら泣く

 

馬鹿だなあほんとにもう