都市とRomance

ワンネス

miss u

歪んでた

 

手紙をあげた

それをあなたがスケジュール帳に優しく隠して

嬉しいと言った笑顔に嘘はないと信じてる

 

花火をした

二人きりでした時にはキスをして

こんなにせつない気持ちなのは初めてと思った

 

 

花火を見た

あなたの感度に惚れてる

風をよけて雨に濡れない不思議な人だった

 

 

まどろんだ優しい表情が好きだった

もちろんそんな人はたくさんいたのに

どうしてか初めてだと思った

滑るような同じ肌は

一生分のかなしさをふくんでいて

あなたのことはよくわかったと

知ったようなフリで

おしまいがとても近づいた

 

 

思い出すことはたくさんある

短い満開の桜の季節がきた

そんな感じだった

おひらきにしようなんて最後まで

まっすぐ向き合えなかった

 

 

届かないところにいって忘れ方も覚えたら

悲しいことなどもう一生分しってるから

もっと桜みたいで花火みたいでイルカみたいな

そのままうつくしいひとでいてほしい

 

 

 

長い睫毛にかかる影が映画の中みたいだとおもった

 

ブラインドから漏れる光をずっと眺めていたかった

 

彩度をあげると浮かぶわたしの肌と満月の夜はまっしろだった

 

はじめてくれた言葉は生涯なまっぽいまま

耳に残るあたたかい声をずっときいていたいな

 

 

(嘘だよ)

 

 

https://youtu.be/QKaGjtTeQQ0