どこから後悔していいかわからない。
間違いがあるなら説き伏せてほしい。
救われたいと願うことをやめてから、生きるのが楽になった。
そう、とっても簡単にNEW MONEYなんて言うけれど本当の意味なんてわかっちゃいない。
オリジナルがなんなのかなんて考え始めたらキリがないのと同じように、眠るあなたの呼吸だって繰り返す夜と変わりはなくていつだって悲しい。
もうここには、何もないんだと、知れば知るほどあたたかいベッドが愛おしいのに、あなたを傷つける言葉が溢れそうになる。
本当にどこから後悔していいかわからない。
素直になる夜はいらない。
泣きそうな朝も、もういらない。
父になった君は幸せだかわからないと言って笑いながら泣いて、過ごした8年の重さはわたしにはわからなくて、抱きしめてあげることしかできなかった。
首都高と並んで歩くあの道に想いを馳せたまま、ひたすら祈る。
おかえりと繰り返す夜や朝に、ひたすら祈る。
1秒でも長くここにいさせて。